食品添加物を知ろう!
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■食品添加物を知ろう!
筆者は、結構アメブロでネットサーフィングをしているのですが、昨日は「食品添加物」についての面白い記事を見つけました。
猿飛酎介さんというお知り合いの方が書かれた記事(
こちら
)なのですが、確かに「なるほどな」と思いました。
要約すると、
固定観念で良くある「当品は合成着色料・合成保存料は一切使用しておりません」と言う文で安心してしている方が居ますが、
裏を返せば「合成着色料・合成保存料 以外の添加物は使用しています。」に成るのを気付いている方は少ないのでしょうか?
炭酸も注入すればこれで添加物。消毒の際に食用アルコールで消毒したら添加物。
日本酒の原酒に これ以上、酸っぱく苦くならない様に、後味をスッキリする様に 天然で作った焼酎を混ぜて調整します。これが醸造アルコールと表記され添加物。
黒豆やお肉を柔らかくする重曹を使用する。これも添加物。と成るんです。
添加物を使うのは悪だ!と訴える方は市販の物を一切使用出来ないのでは?と思います。
確かに、
「食品添加物は危険!」
「食品添加物は悪!」
「食品添加物は毒!」
「やっぱり無添加が一番だよね!」
ということを平気で言う一部の識者?はいますが、昔から使われているもの例えば、
お肉やお魚をチップで燻製にしたり、塩漬にしたりして長持ちさせる加工技術だって、
ご飯を炊くときに黄色くするサフランや、梅干しに入れる紫蘇の葉だって、
味噌だって添加物なしで作られるものなど殆どないし
これらは添加物の一種ではないのかなと思います。
また、良く言われる防腐剤などは、食中毒を減らすというメリットがあります。
食中毒で体調が悪くなった人のことが報道されますが、食品添加物で体調が悪くなったという報道は聞いたことがありません。
このことからも、添加物の必要性がわかると思われます。
それに、現在は人工合成された食品添加物(化学調味料)についても、さまざまな検査によって使用量上限が決められ安全性をチェックされています。
国内で作られて、国内で使用量上限内で使われるものであるので、「食品添加物は必要なもの」と言い切れると思います。
食品添加物に対する誤解をなくし、正しく理解し、これからも有効に生かしていきたいものです。
まあ、某国からの輸入食材や、調味料なんかは危険度は高いですが(笑)
◆食品添加物とは?
一般的に「食品添加物」についての定義としては、
食品添加物とは「食品の製造の過程において又は食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用する物」(食品衛生法 4条2項)
平たく言えば、以下のようになります。
保存性を高めたり、品質の改良や風味、外観の向上のために食品に添加されるもの、
食品添加物は、法律上、4つに分類されます。安全性と有効性を確認して厚生労働大臣が定めた「指定添加物」、長年の食経験などから天然添加物として品目が決められている「既存添加物」のほかに、「天然香料」や「一般飲食物添加物」に分類されています。
◆食品添加物の安全性
国に認められた指定添加物は「リスク分析」によって安全性が確保されています。
リスク分析は、「リスク評価」「リスク管理」、および「リスクコミュニケーション」の3つの要素からなり、食品添加物のリスクを科学的に評価するとともに、人の健康に悪影響を及ぼさない安全なレベルが保たれるよう管理する体制が整えられています。
また国際的には、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が協力してJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)を設立し、食品添加物の安全性を評価しています。
@リスク評価
リスク評価では、動物実験の結果から有害な影響が見られない量(無毒性量)を求め、そこからヒトが一生毎日食べ続けても有害な影響はないと考えられる一日当たりの摂取量(ADI)を設定します。
*ADI=無毒性量の通常1/100
Aリスク管理
リスク管理では、日常の食事を通して摂取される食品添加物がリスク評価で定められた一日許容摂取量(ADI)を超えないように、どの食品にどの程度の食品添加物を使って良いか、使用基準を設定します。
また、定期的に摂取量調査を行い、実際の摂取量がADIを超えていないかを確認しています。
Bリスクコミュニケーション
食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省および消費者庁などが主催、消費者、事業者など関係者全員が理解し、納得できるように話合っています。
◆食品添加物の役割
@食品を製造または加工するときに必要とされる
食品添加物はほとんどの加工食品に使われています。
豆腐などの伝統的な食品はもちろん、中華麺、アイスクリーム、まんじゅうなど、食品添加物なしではうまく作れない食品がたくさんあります。
豆腐を固める「にがり」、中華麺の「かんすい」などがその代表例です。
A食品の品質を保つ
食生活において最も気をつけなければならないことの一つが、食中毒です。
食品添加物の一つである保存料は、食中毒の原因となる微生物の繁殖を抑えます。
また酸化防止剤は、食品中の油脂などの酸化を防ぎ、変色・変臭や発がん性の可能性がある過酸化物などの生成を抑えます。
B食品の嗜好性を向上させる
食品は、色、香り、味、食感などが重要な要素です。
彩りを添える、色や風味を高めるなど、食品をよりおいしく魅力的なものにするのに大きな役割を果たしています。
また、これまでにない食感や味を創り出すなど、食文化をより豊かにし、私たちの生活の質の向上に役立っています。
C栄養価を補填・強化する
食品を調理・加工する過程で、原材料の栄養成分が減少することがあります。
この失われた栄養成分を補填したり、強化するために必要とされています。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸類が栄養強化剤として使用されています。
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