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今日も器用貧乏
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生肉はなぜ食べるとダメなのでしょうか?
◎
筆者の痛い体験記
以前、家族旅行に行った時のこと。
屋外で「すき焼き」が食べられるところで、それも有名肉どころ。
用意される大人2人前+子供2人前の肉の量は、それほどでもなかったので、宿泊場所の近くのスーパーで肉類を買い増して持ちこみました(バンガロータイプの宿で持込可、というか朝食無しですし)。
最初に、宿側で用意してくれた肉類を食べつつ野菜やご飯も食べていたのですが、みんなお腹いっぱいになり肉類が余りました。
私が一気に食べて終わらせたのですが、食べ終わって1時間もしないうちに腹痛が…
吐くことで事なきを得たのですが、吐いたものを見て唖然。生肉でした。暗いから十分に加熱しないまま最後は食べていたんですね。
まだ、新鮮な牛肉だったから食中毒にはならなかったのですが、これが豚肉や鶏肉だったら確実に家族旅行は中止だったでしょう。
今回は嘔吐したおかげで、だいぶ楽になり就寝もできましたし、翌日からの旅行も無事日程をこなすことができました。
このとき、誰に責任があるかと言うと宿ではなく私自身ですよね。確認しないまま生肉食べちゃって、腹壊したんですから。
それから用心して、生肉にならないよう食べるようにしています。
◎
生肉を食べると何がダメ?その原因って何なの?
生食にはたくさんの菌が付着しています。
その中で、食中毒を起こす原因菌はで重症化事例が発生したり問題となっているのが、「カンピロバクター」と「腸管出血性大腸菌(O157、O111など)」が挙げられます。
一般的に、これらの菌は動物の腸にいる細菌のため、食肉加工時に肉に付着する菌をゼロにすることは困難です。
しかし、これらの細菌などは熱に弱いため、十分加熱して食べれば、食中毒になることはありません。
最近になり増えている食中毒は、
刺身や生レバーなどのように肉等を生で食べたり
、
加熱が不十分な肉料理を食べたり
することが原因のひとつです。
このほかには、手指やまな板を通して細菌などが付着した野菜などを生で食べたり、細菌などで汚染された飲料水を飲んだりすることで食中毒になることもあります。
カンピロバクター
は鶏や牛などの家畜の腸にいる細菌です。生の鶏肉や牛肉に付着していたり、レバーの内部に存在しており、生肉に触れた手やまな板などから野菜やほかの食品にも菌が付着します。少量でも感染するのが特徴で、菌が体内に入ると2日から7日くらいで、発熱・腹痛・下痢・吐き気などの症状が現れます。
腸管出血性大腸菌(O157、O111など)
は、牛の腸にいる細菌で、牛の糞などを介して牛肉やその他の食品・井戸水等に付着します。
腸管出血性大腸菌もカンピロバクターと同様に少量でも感染するのが特徴で、菌が付いた食品を食べると、2日から7日くらいで、発熱や激しい腹痛・水溶性の下痢・血便・吐き気・嘔吐(おうと)などの症状が現れます。
特に抵抗力の弱い子どもや妊婦、高齢者は、重い症状になりやすく注意が必要です。
◎
安全に肉を食ましょう!
食中毒を防ぐためには、生肉や加熱が不十分な肉の料理は食べないことが大切です。
肉や脂をつなぎ合わせた結着肉や挽肉などは、消費期限間近のものを加工する場合もあるため、十分に加熱してから食べましょう。
生肉類では、豚肉や鶏肉には菌が付着していますし、牛や豚、鶏のレバーなどの内臓なども注意が必要です。
加熱する目安ですが、一般的に肉の内部の温度が75度で1分間加熱すると言われています。
ハンバーグなら、竹串を刺してみて肉汁が透明になり、中の赤身がなくなった状態ですね。
温度が心配なら、電子レンジで温度設定して1分間加熱と言う手もありますね。
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